毎週火曜日は名古屋の古書会館で業者市が立つ。
次回は、当店も所属するグループ、千中会が主催のため、頑張らなくてはいけない。
(古書業界の業者市では、古書店が商品を持ち寄り、オークション形式で売買する。月に1回ある所属グループ主催の市では、出品をはじめいろいろな点で、盛り上げるための努力が各メンバーに求められる。この夏から、夫・太閤堂が千中会会長となったため、求められる努力はさらに大きくなった。)
倉庫やバックヤードから本を運び出し、仕分けし、出品するものを選んでは車に積み込む。
まだまだ暑い中、夕方までひたすら。
といっても、わたしは店に置くか置かないかを判断するだけで、力仕事はもっぱら太閤堂がひとり汗だくでやってくれているのだけども。
まだまだ暑さでモワッとする倉庫の中で、こういう作業を一緒にしてくれる、力仕事もホコリも厭わないスタッフさんがいたらどんなに心強いだろう…と、つい妄想してしまう。
古本屋の仕事の中でも、細やかで穏やかな店での仕事とはまた違う、爽快で明快で豪快な一面。
その面白さは独特で、はまってしまう人もいると思うのだけれど(わたしも結構好きな方です)。